■ご町内の皆さんに向けて書いた文章です。
杜と図書館の都仙台を願って

 私は今、「花いっぱいのまちのまちづくり運動」を提唱しつづけています。それは家庭にあっても、地域そして行政に対してもですし、学校教育現場にたいしては殊更強調しております。
 この運動は確かに古くて新しいものと言えますが、これまでも、通りに向けて作られた花々の花壇が、あるいはバス停近くの金網にぷらさげられた空カンの中の一輪の花が、どんなにか多くの人達の心をなごませてくれたか、新聞記事になった例もたくさんありました。
 屋内外を問わず、花は人の心に大きな影響を与えます。花に大きな金銭はありません。今でも地域の花いっぱい運動には行政かプランターや種々の提供等で応援しますし、町内会や老人クラブの人達が協力し合ってコミニテーづくりを進める場が生じます。公共施投には空カン、空ビン、ミルクパック、ロールペーパの芯を工夫したミニ花器が手軽に利用可能です。
 近年他都市において花による様々の成果が数多く報告されておりますか、一例を挙げたいとおもいます。それは学校から始まりました。いじめ、校内暴力、不登校等いわゆる近年の学校内問題の全てを抱えていた沖縄のある中学校に、新しく赴任してきた一人の先生が、毎日朝早くあるいは休み時間や放課後、花壇づくりをして花を育て、廊下や階段に廃品利用の花器に一輪の花を差し続けていたら、やがて他の先生が、そして生徒達が加わり始め、PTAがこれに参加し、地域の人達が通学路をフラワーロードにし、花の学校、花の地域となったそうです。勿論校内問題もまったく見られなくなったのです。
 私達のこの地域、かけかえのないこの町内をみんなで、花いっぱいのまちにしていきませんか。